みらぶろ

国際キログラム原器お疲れさまでした

2019年5月20日より、Kg(キログラム)が国際キログラム原器を元にした質量から、物理定数を元にした質量に変わりました。

物理学的にはきちんとした事があるのですが、簡単にいえば1Kgの質量のものを測る際に、今までは国際キログラム原器の質量と同じ質量だったのが、物理定数を元に測定したものと同じ質量に変わったという事でしょうか?

書いていて何だか意味がわかりませんね。

実際は、日常生活においては「なにも変わりません」。

もしかしたら体重が軽くなるかも?と思っても、なにも変わらないので体重計を買い替える必要はありませんよ。

国際キログラム原器は物理的に存在するので、経年により劣化(誤差)がどうしても発生するのですが、物理定数を元にすれば変わりようがありません。
変わりようのない値で管理すれば、今後の変更もないと考えられるからでしょう。

ちなみに今回の改定では、キログラム以外にアンペア(電流の単位)、ケルビン(熱力学温度の単位)、モル(物質量の単位)が改定されています。

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(Bin.)

画像は産総研保管の
日本国キログラム原器
産総研HPより

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