「論理エンジンと入試問題」、評論文についてです。
入試問題とは、膨大な文章の中から、なんらかの意味で「ただなんとなく読んでも理解できない」文章が選ばれたもので、特に評論文が出題される傾向が強いです。
評論文とは、一般の人向けに書かれた論文(専門家向けは学術論文)のことで、評論用語が使われ、論文の文体で書かれています。
もちろん論文ですから、「論理の文章」です。今の子どもたちが日常生活で論文の言葉を使ったり、論文の文体を駆使したりすることはほとんどありません。まして、文章を論理に着目して読み取る訓練も受けていません。
だから、「しょせん日本語だから、勉強しなくてもなんとかなる」とは限らないのです。しかも、設問の大半は「傍線部を説明せよ」です。
採点官という“他者”にわかりやすく説明するためには、筋道を立てなければなりません。それは、なんとなく読むのではなく、文章の論理構造を押さえることによってはじめて可能になるのです。まさに現代文は論理の教科であることを、おわかりいただけたでしょうか。
※論理エンジン公式サイトより
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