みらぶろ

必要十分条件

個別学習塾miraieです。

「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー(高橋秀美著 新潮社)の本の中に、監督が、
「俺たちは必要十分な練習を徹底的に追及する。これが俺たちのプライドだ」
というシーンがあります。

つまり、このチームは本当に必要な練習しかしない。例えば、ダブルプレイは必要以上だからとらなくてもよい。自分の守備範囲を無理なくさばいてアウトにすることが必要十分なこと。ピッチャーはストライクをとることが必要十分。そして打者は打球を遠くに飛ばすということが必要十分。ベンチで声を合わせたり、ウオーミングアップを号令をかけて全員揃ってやるのは必要以上の事。ヨソのチームはムダな練習をしてくれていると考えて、このチームは必要と思われる練習を徹底的にする。必要十分な練習の量と質に徹底的にこだわる、というのである。「数学で習っただろう。必要十分条件」
(中略)
「面倒なことかもしれないが、この必要十分を目指して各自で練習を考えるということが他のチームにはない俺たちのプライドだ。26人いれば26通りの練習。弱々しい気持ちではなく、強い気持ちでプライドを持て。いいな」

必要十分条件はこういうところにも役立つのですね。
そう考えると、数学の勉強も興味がわいてくるのではないでしょうか。
また、自分にとっての必要十分条件を考えてみるのもいいですね。

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